ChatGPTとBing AIの使い分け

普段はBing AIを使うことが多いですが、先日久しぶりにChatGPT(GPT-3.5)を開いてみたところそれぞれの得意不得意がより分かった気がします。

ChatGPTの利点は返答の速さです。久しぶりに使ってみてレスポンスのスピードにびっくりしました。Bing AIはちゃんとした文章の形で答えてくれるし引用を示してくれますがその分時間がかかります。

またChatGPTは短く聞けば短く答えてくれる印象です。Bing AIはお願いしていないのに画像を作ったり広告を入れてきたりと、聞いたこと以外の余計な情報が多いと感じます。

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それとアイディア出しの面ではChatGPTのほうがセンスがあるように感じます。このブログのタイトルRecharge LifeもChatGPTがいくつか作った候補の中から選んだものです。

一方でBing AIの出番はリアルタイムで起こっていることを知りたいときだと思います。実際に「今の携帯契約から格安スマホに乗り換えて、同時に光回線の事業者変更もしたい」という複雑なフローを聞いたことがありますが、割と的確に答えてくれました。ChatGPTには2021年時点の情報しかインプットされていないので、Bing AIのほうがより実用的かもしれません。

使い分けるとすれば、例えばChatGPTは英語の翻訳に向いていると思います。自動翻訳ツールはたくさんありますが、ChatGPTではどちらの表現がより一般的かニュアンスを教えてもらったり、自分ではこう文章を作ってみたけど文法的に合っているかと聞いたりする使い方ができます。

Bing AIは先述の通りで、特に情報のソースが重要な場面で使っています。英語で質問をすると英語のWebサイトにもあたってくれます。

ChatGPTは辞書的に、Bing AIは専門家に聞くように使ってみるといったところでしょうか。

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