NHK『うたコン』観覧に当選したらどうする?

毎週火曜夜19:57からNHK総合で放送されている『うたコン』。受信料を払っていれば誰でも番組観覧に応募できます。入場は無料です。

今年(2022年)は初めて観覧に応募・当選し、計3回もNHKホールに足を運びました。当選してから放送当日までの流れをここに残しておきます。

NHKホールの入口。2022年7月に改修工事を終えて再開場した

当選すると

メールが届く(放送10日前)

当選発表はまずメールで行われます。落選したときもメールがきます。放送前々週の木曜か金曜のことが多いです。

はがきが届く(放送1週間前)

当選者にはNHKからはがき(入場整理券)が届きます。週明け月曜が到着の目安です。

宛名面には座席番号が書いてあります。当日はここで指定されている席に座ります。座席表は以下のサイトから確認できます。

www.nhk-sc.or.jp

観覧に行けるのは申し込んだ本人+1人の計2人。同伴者は申込者の家族でなくても大丈夫です。

はがき裏面には開場/開演/終演時間、簡単な地図、注意事項などが書いてあります。

当選はがきの例(裏面)

出演者が発表になる(放送1週間前)

火曜になると翌週の出演者がホームページにアップされます。その日の放送の最後でもチラッと予告されます。

放送当日

持ち物

はがきをお忘れなく!

あとは舞台から遠い席のときはオペラグラス(双眼鏡)、応援している歌手が出演するときはペンライトなどを持っていくと楽しめます。

何分前に行けばいいか

開場時間は開演の約1時間前ですが、実際は開場時間ぴったりに入らなければいけないわけではありません。むしろ開場から少し経ったくらいで入場するのが狙い目です。

というのもNHKホールの中は電波が届かない仕組みになっていて、度建物の中に入ってしまうと携帯電話(スマホ)が使えなくなります

※携帯電話の基地局と同じ周波数を出すことで、ホールの中の携帯を自動で圏外にする「携帯電話抑止装置」が設置されている。

加えてホール内では飲食禁止なので、あまり早く入場すると時間を持て余してしまいます。開演10~15分前(通常放送だと19:30頃)までに入っていれば問題なさそうです。

余談ですが、張りきって開場時間めがけて行ったらホールの前に長蛇の列ができていたことがありました。リハーサルが長引いて開場が遅れたことが原因でした。

通常放送(19:57~)のときは18:40頃開場、19:45頃開演ですが、稀に拡大版で19:30~放送開始の回があります。その際は開場/開演時間も前倒しになります。

入場

ホールに着くと入口に係員が立っているので、はがきを見せます。同伴者がいるときは一緒に入る必要があります。

それが済むと手の消毒と検温をします。手荷物検査は特にありませんでした。

開演

開演時間になるとその日の番組担当ディレクターが舞台上に現れ、注意事項の説明、出演者の紹介、手拍子の練習などを一通り行います。

そして放送開始直前、司会の谷原章介さんと赤木野々花アナウンサーが登場し観客にご挨拶。間もなく舞台が暗転してスタンバイ状態に入ります。

放送開始

19:57に生放送がスタート。出演者が次々と現れて歌やトークを披露します。「実際のステージはテレビで見るよりずいぶんと小さいんだな」など観覧だからこそわかることも色々あります。

放送終了

番組放送は20:42に終了しますが、会場にいる人にはまだお楽しみが残っていることがあります。回によっては「アトラクション」が用意されていて、その日の出演者の中から1組が観覧に来た人のためだけに1曲披露してくれます。豪華な余興といったところです。

終演

アトラクションが終わるとその日のステージはすべて終了になります。コロナ後におなじみになった規制退場(出入口扉に近いブロックの人から順に退場していく)なので、自分のブロックが呼ばれるまで席で待ちます。

渋谷駅方面から見た夜のNHKホール

おわりに

生のステージはテレビで見ているより何倍もまぶしく感じられます(真正面の席に座ると本当に照明がまぶしくて舞台を直視できないくらいです)。

そして出演者の歌唱を楽しむのはもちろん、普段テレビには映らない大勢のスタッフの計算しつくされた動きも見どころだと個人的には思います。

当選された方には隅々まで存分に楽しんでいただきたいです。

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