Googleフォームを使った読書記録方法

以前から読んだ本の記録をつけていますが、今年に入ってそのやり方を一新しました。ポイントは、

  1. Googleフォーム
  2. きっかけを残す
  3. 読む前に記録する

ことです。

現在は1年に100冊ほどの本を読んでいます。せっかく読書したのだから著者とタイトルくらいは記録しておきたい、そして実際に何冊読んだのかを確認しておきたいと思い、数年前からExcelで記録をつけていました。

Excelには

  • 読んだ日付
  • 著者
  • タイトル
  • 星(評価)
  • 一言コメント

を記入して、1年の最後に集計していました。

しかし、Excelだと本を読み終わったたびにファイルを開くのがだんだん面倒になります。もっと簡単に記録をつられる方法はないか、と探してたどり着いたのがGoogleフォームを使った読書記録でした。

Googleフォームを使うことで手軽に情報をポンポン放り込めるようになり、とても快適になりました。さらに回答結果はスプレッドシートに出力できるので集計も楽です。

Googleフォームはアンケートの際に使用することが多いですが、ここでは自分用に以下のような質問を設定し、本を読むたびにURLにアクセスして回答するという形式にしました。

具体的な設問は(カッコ内はフォームでの回答形式の選択)、

  • 著者(記述式)
  • タイトル(記述式)
  • 星(プルダウン)
  • コメント(段落)
  • きっかけ(段落)

設定ができたら右上の送信ボタンからリンクを取得して、ブックマークするだけです。

Googleフォームに切り替えた際に、ひとつ記入欄を増やしました。それが「きっかけ」です。ここにはその本をどのようにして知ったかなぜ読もうと思ったかを記入します。自分の本のネットワークみたいなものを記録したら面白いんじゃないかと思ったからです。

振り返ってみるとAmazonKindle Unlimitedのおすすめタイトルで表示してきたものをよく読んでいたことがわかります。前に読書した本で引用されていたから、というのもあります。

そして「きっかけ」を書くようになってから、「本を読み終わったあとの感想は本当に残す必要があるのか?」と思うようになりました。

それまでは5つ星評価とともに、学びになった点や、逆に面白くなかった点を一行コメントで残していました。それが変わったのが山口周『外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」』を読んでからです。

この本で紹介されている「本を読んだら重要なポイントを9つだけ書き出す(そして”いけす”に入れる)」という方法を実践し始めてから、自分の感想を記すことの意味が薄らいでいきました。

こうして感想を残す必要がなくなったため、今年からは、本の情報を読んだ後ではなく読む前に記録するようにしました。

それまでは最後まで読んだ本だけを記録していましたが、途中で放り投げた本のデータが残らないことが少し気になっていました。今はとりあえず開いた本についてはすべて記録につけるようにしています。

また紙やKindleの書籍だけではなく、現在体験中のAudibleで聴いた本についてもカウントするようにしました。

というわけで、しばらく読書記録は、

  1. Googleフォーム
  2. きっかけを残す
  3. 読む前に記録する

で運用していこうと思っています。

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