私はもともと心拍数が高い方だと思っていました。しかしスマートウォッチ（HUAWEI Band 8）をつけて生活し24時間心拍数を測るようになると、それほど問題がある数値ではないのではないかということがわかってきました。
私の平常時の心拍数は80（回／分）以上あることが普通です。病院などで測ると緊張もしているせいで必ず100近い数値が出ていました。心拍数（脈拍）100以上だとお断りされる献血でも、いつも90台後半の数字を叩き出してヒヤヒヤします。激しい運動をすると180近くまで爆上がりすることもしばしばありました。
「人生で打つ心拍の数は決まっている」などという話を聞くと、私は長く生きられないのかとナーバスになるくらい心拍数には人一倍敏感なわけですが、スマートウォッチをつけてからある発見がありました。
それは安静時心拍数はそれほど高くないということです。
安静時心拍数とは、日中の活動が低い状態のときに測る心拍数のことで、60~100／分であれば正常と言われています。HUAWEI Band 8では安静時心拍数を継続的に測定することができます。
私の場合、日中は80～90台で推移していることが多いのですが、安静時心拍数は60台と表示されています。普段の心拍数は高めですが、安静時心拍数は割と低めだったのです。
安静時心拍数は寝起きに測るとよいとされていますが、確かに起床時の心拍数は日中と比べると10～20ほど低く出ています。しかも寝ているときの心拍数は50近くまで下がっています。
これはただの憶測ですが、日中の心拍数が高い分、眠っているときに心拍数を抑えてバランスを取っているのかもしれません。自分の知らないところで体は賢く働いています。とりあえずこの程度の安静時心拍数に収まっていれば平気かなと思うようになり、前ほどは寿命に対する心配をしなくなりました。
