「楽天ヘルスケア」アプリを使ってみた―1日5000歩で健康になれるのか

iPhone用の歩数計アプリを探していたとき、たまたま「楽天ヘルスケア」アプリを見つけたのでダウンロードしてみました。2022年10月にリリースされたばかりのアプリです。

楽天ポイントと連動していて、5000歩に到達すると翌日にポイントが当たるラッキーくじを引くことができます。あたりが出ると1ポイント、運が良ければ5ポイントもらえます(10ポイントもらえることもあるらしい)。はずれが出たことは今のところありません。

ダーツの矢は自分で投げるのではなく、勝手に放たれるのを見届けるだけ

楽天TVで宝塚のライブ配信をよく購入するので、1円でもポイントが貯まればラッキーという目に見えるモチベーションがあります。

1日5000歩なんて楽勝なんじゃ?と最初は思っていましたが、油断すると目標に届かなかったりします。やはり運動不足だったようで、始めて2日目で体がいつもより引き締まっているのを実感。姿勢が良くなり、仕事終わりの頭痛もなく、眠りの質も向上。手足の冷えも改善されていいことづくめです。

万歩計があるくらいですから「1日1万歩」が健康の基準という先入観がありますが、実際のところはそれより少ない歩数でも効果があるようです。

厚生労働省の提唱する「健康日本21」では「1日1万歩」を理想に掲げ、男性9200歩、女性8300歩という目標値を定めています。ちなみに「1日1万歩」の根拠として、1日あたり300キロカロリーの消費には1万歩が必要、というアメリカスポーツ医学協会が弾き出した計算式を利用しているようです。

https://www.kenkounippon21.gr.jp/kenkounippon21/about/kakuron/2_undou/genjyou.html#:~:text=%E6%9C%80%E8%BF%9110%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E6%AD%A9%E6%95%B0,%EF%BD%9E700m%E3%81%AB%E7%9B%B8%E5%BD%93%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82

一方でもっと少ない歩数でも1万歩と変わらない効果が得られるという説もあります。以下のBBCの記事「1日1万歩歩く必要はあるのか?」ではハーバード大学医学部で行われた研究の結果が紹介されています。

www.bbc.com

この研究では「歩数は少ないよりは多いほうがいいが、7500歩/日を超えると効果が横ばいになる」ということが示唆されています。

jamanetwork.com

1万歩でも7500歩でも得られる効果は変わらないと言えそうです。5000歩では少々足りないかもしれませんが、元々そんなに歩いていなかった人のファーストステップとしてはちょうどいい目標ではないでしょうか。

楽天ヘルスケアでは、アプリを入れてから初めて5000歩を歩くと100ポイントの楽天ポイントがもらえるキャンペーンをやっていました。しばらくはポイ活を兼ねて続けてみようと思います。

healthcare.rakuten.co.jp

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